コラム No.101〜110


 No.110
 ◆大阪は自転車事故多発

2011/7/31

 先日、わが家からほど近い大阪市立中央会館で「自転車事故を防ごう」というイベントがあったので、チャリンコ人間の私は早速行きました。
 警察の調べでは、最近の大阪市内の交通事故は40%が自転車事故だそうです。いかに大阪人がイラチ(せっかち)かということがわかります。信号は守らん、スピードは出す、携帯でしゃべりながら片手ハンドルで通行人の中を走り過ぎる、etc. etc...。2人乗りなんて当たり前みたいにしてる若者もいます。おまわりさんに注意されるととりあえず飛び降りますが、姿が見えなくなるとまた乗って走っています。効き目なしです。
 これではいかん!と、私も自分に言い聞かせる意味を兼ね、大阪は自転車事故多発「自転車事故防止標語」を3つ、4つ作りました。

 ・右、左 青になっても確かめて
 ・飛び出すぞ 子供が路地から横丁から
 ・追い越せば 「ありがとう」の一言を
 ・競輪の選手になる気か その速さ


 8月からはさらに厳しく取り締まっていくそうです。みなさんも事故防止を心がけてくださいね(雨の日の傘さし乗車も夜の無灯火もダメですよ)。


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 No.109
 ◆黒から白へと…

2011/7/10

黒から白へと 最近白髪が多くなりました。ここ10年、抜いたり染めたりしましたが、一向に減りません。増える一方です。せめて舞台の上だけでも黒く見せたいと思っていましたが、もう完全に諦めました。今は白と黒が五分五分ですから、シルバーグレーです。先日、この頭で講演をしましたが、抵抗感はなく、むしろ 好評でした。
 よし、これからは白髪で行くぞ!


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 No.108
 ◆「大正琴」っていいなあ

2011/6/24

 関西屈指のびわ湖ホールで、大正琴フェスティバルが開催されました。西日本では今回で18回目ですが、大正琴が生まれてちょうど100年目ということもあり、盛大で面白いものにしようと、私、レツゴー正児が司会を任されました。責任重大です。
 当日、観客は3,000人。参加チームは20組。1組20人前後ですが、中には50人ほどの大所帯もありました。演奏者のほとんどが年配の女性です。開演は12時半ですが、8時頃に楽屋口へ行くと、大正琴を抱えた還暦すぎのおばさま方が貸切バスから続々と降りてきて、楽屋へ入って化粧を始めました。鏡の前でおしろいを塗ったり、口紅をつけたり。衣装もスパンコールやキンキラキンでまるで別人です。ジャジャジャジャジャーン!変身でーす。これぞまさしく「馬子にも衣装」、いや失礼、「ビフォー&アフター」です。
 大正琴は曲選びが大変です。「モーツァルト」や「ビートルズ」の曲を選んで、幅の広さや高度な内容を狙っている組もあり、立派でした。でも、個人的には日本情緒の漂う「荒城の月」や「船頭小唄」、「月の砂漠」などが好きです。抜群だったのは、美空ひばりが子供の時に歌った「リンゴ追分」、これには痺れました。私も司会者席に座ったまま、思わず口ずさんでいました。「大正琴」っていいなぁ
 司会者は舞台上の下手隅に控えていて、演奏が終わっても休憩はありません。立つとピンスポットが当たり、マイクがオンになります。すぐしゃべりに入るのです。次の演奏チームとの入れ替えが4、5分ありますから、感想やらお笑いでお客さんのお守をします。出ずっぱりみたいなもんです。汗をかき苦労はしましたが、その分ギャラは十分に…?何?ささやかでしたが…あっそうや、ええねん。「リンゴ追分」を大正琴で初めて聞けたもーん。


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 No.107
 ◆ポポ(トイプードル)川柳

2011/6/3

 以前、大阪のスポーツニッポン新聞に、長年にわたりゴルフ川柳を連載していました。最近はゴルフに行く機会も減り、その分、愛犬の「ポポ」と過ごす時間が多くなったので、川柳を考えてもついついポポをテーマにしてしまいます。今回はそんな句を2つ、3つ。

   トイレから
   出たとこちょこんと
   ポポが待ち

 私の姿が見えなくなると、「クーン、クーン」と甘えて泣くのです。私が急いでトイレを出ると、ドアの前でちょこんと座って待っています。

   前かごに
   ポポちゃんマーク
   貼ってあり

 朝夕の散歩はもちろん私の日課です。交通量の激しいところではサイレンやクラクションの音に驚くので、事故防止のために自転車の前かごに乗せています。かごはポポのセカンドハウスという意味のポポシールを貼っています。

   2人きり
   くっさいおならは
   ポポちゃんか

 犬や猫を飼っている人ならこんな経験があると思います。
ポポ川柳
 では、最後はホッとする句を…。

   寝息たて
   赤子のように
   眠るポポ


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 No.106
 ◆私の琴平(こんぴら)さん

2011/5/21

 大阪ミナミのど真ん中、道頓堀の堺筋を自転車で渡っていると、携帯が鳴りました。急いで渡り終えて電話に出ると、
 「正児師匠、ごぶさたしています」
 声の主はポン太です。昔、私の兄でもあるルーキー新一の弟子だったのですが、今は芸能プロダクションをしている男です。
 「今お忙しいですか?」
 「忙しない、暇やから友達とコーヒータイムや」
と言うと、
 「暇?本当に 今日は暇ですか?わあー、それやったらやっぱり電話をかければよかったんかな」
 「なんや、仕事か?」
 「そうですねん。今、四国の琴平さんにおりますねん。師匠の故郷へ来たところですわ。地元の大きな会社の宴会があるので、タレントを何組か連れて琴平に着いたばかりです」
 「おい、琴平はわしの知り合いがいっぱい、友人がいっぱい、思い出がいっぱい。テリトリー中のテリトリーや。何で声かけてくれへんねん?」私の琴平さん
 「てっきり忙しいものやと思たから、声かけるの遠慮したんです。本当に何べんも思たんやけど、あーあー、えらいことしたなあ。聞いたら良かったのに、しもた、しもた、失敗や。あーえらいこっちゃ。やっぱりなぁ、あーあー」
と電話の向こうで一人わめいています。賑やかな祭りみたいな男です。
 私から言わせりゃ「あとの祭り」ですけどね。


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 No.105
 ◆わが家の大イベント…引越

2011/5/4

 引越というのは、まあなんと大変な重労働のイベントなんでしょう。
 4月中旬から5月頭まで、わが家は引越一色でした。不動産屋さん選びから始まって、物件探し、管理会社訪問…と走り回りました。入居予定の物件が二転 三転しましたが、なんとか決まり、やっと一息ついたところです。
 子どもたちも買い物や荷物運び、パソコンの配線など、いろいろと手伝ってくれました。かわいそうだったのは犬のポポです。わが家の大イベント…引越生まれ育った家を後にして、新しい訳のわからん部屋に連れてこられてうろうろしています。今も不安そうな目でこっちを見ています。
 芸能界も東日本大震災の影響で、仕事が激減し、イベントの中止や延期の続出です。おかげで私は引越に専念できましたが、これからは仕事が増えてくれないと困ります。
 どこでも行くぞ、山奥でも、辺地でも。がんばれニッポン!立ち上がれ、レツゴー正児!


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 No.104
 ◆今、春まっさかり

2011/4/7

 寒い寒いといいながら、4月も半ばに差し掛かろうとしています。今、わが家の前の公園は桜満開、春まっさかりです。
 公園には、週に2回ほど9時頃から老人ゲートボールチームが集まり、貸切で試合をします。「終了5分前!」自前のスピーカーの声が流れます。
 10時すぎになると、年齢層がぐっと若くなります。託児所の子供たちを乗せた大型ベビーカー(1台に6〜7人乗っている)が3台並んで入ってきます。ピーピーピーとまるでひよこの遠足みたいに賑やかで、桜の下を走り回っています。
 そのほか、いつ行ってもいるのが、犬を散歩させている人たちです。水商売の若い女の人が多いです。1人で3匹も4匹も連れている愛犬家もざらです。今、春まっさかり
 常連の年配者の集まるのが夕方です。ビールやおつまみを持ち込んで、雨の日以外は暗くなっても宴会をしています。
 土曜、日曜は、小・中学生の悪ガキの天下です。走り回ったり、サッカーをしたり。日本人、中国人、韓国人、インド人、東南アジアからヨーロッパに米あり英ありの世界地図並みです。もちろんハーフもクオーターもいます。かわいい子もいれば、くそ生意気な憎たらしい子もいます。
 大阪ミナミの片隅、平和な公園です。


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 No.103
 ◆ひとりぼっちじゃないんだよ

2011/3/18

 心の拠り所になってあげたい。「ひとりぼっちじゃないんだよ」
 わが国は今や3人に1人は高齢者です。老いは避けられません。介護を要する人も多くなってきています。今は元気でも、事故や病気で倒れるかもしれません。
 人と人とはかかわらなければ生きてはいけません。変なプライドは捨てて、同じ目線で接することでたくさんの友達や味方ができます。心に余裕がないと、何でもないことで傷ついてしまいます。頼り頼られて、喜びを分かち合いましょう。
 私も70歳の古希を過ぎました。大阪市内では無料のバスや地下鉄の優待乗車証をもらっていますので、無料で乗ることができます。ひとりぼっちじゃないんだよでも、極力自分の足とチャリンコで飛び回っています。生涯、介護する方の立場でいたいものだと心がけています。希望に満ちた人生のために、ひとりひとりを大切に…。
 講演でも、介護をテーマにしゃべることもあります。いつまでもそういう意識を持って仕事をできるのはありがたいことです。


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 No.102
 ◆さわやかなお母さん

2011/2/24

 日当たりのよい2月末の夕方のことです。犬を連れて、ドラッグストアの前を通りかかりました。向こうから、自転車の前カゴに子供を乗せた若いお母さんが走ってきて、私の前で止まりました。店で買い物をするようです。子供は前カゴの中でスヤスヤ眠っています。自転車のスタンドを立てたのですが、グラグラして車体が安定しません。
 「ああ、それ危ない。倒れるで」
と私が注意してあげました。
 「そうやね。でも、よう寝てる子供を起こしたるのもかわいそうやし…」
 「ぼくがハンドル持っといたげるわ、行っといで」
 「ほんま!うれしい、助かるわぁ」
とハンドルを私に渡し、店の中へ走って飛び込みました。
 2、3分後、また走って飛び出してきました。さわやかなお母さん
 「ありがとう、すっごい助かったわ」
と本当にうれしそうでした。子供は何も知らずにスヤスヤ眠ったままです。手を振って、元気に走り去った若いお母さんの後ろ姿を見ながら、満員電車の中でお年寄りに席を譲ってあげたようなさわやかな気持ちになりました。


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 No.101
 ◆やすし・たかしの漫才

2011/2/18

 亡くなった横山やすし君と漫才をやっている夢を見ました。私が横山たかしを名乗っていた頃は私が24歳、やすし君が19歳のときですから、もう46年も経っています。
 夢の中では、小学校の講堂で子供相手に大爆笑をとっていました。やすし・たかしやすし君も穏やかで優しい顔をしていました。最近は不景気なので、見る夢は仕事のキャンセルや中止が続くイヤな夢ばかりです。それを一晩に2回も3回も見るのですが、昨夜の夢は久しぶりに明るく楽しい夢でした。やすし君も死んだことを忘れていたみたいです。
(わが嫁いわく、「呼びに来たんかいな…」)
※写真は若かりし頃、46年も昔の「やすし・たかし」


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